『鼻うがい』って聞いたことあるけどやったことない人、意外と多いのではないでしょうか･･･生命の維持に不可欠な呼吸～大きく分けて鼻と口。鼻で呼吸をする場合、鼻腔で空気が浄化、加湿されますが口で呼吸をすると空気中の細菌がそのまま身体に侵入してしまうでしょう。ところが最近、鼻で呼吸ができない人が増えているのだそうです。細菌や花粉、空気中の浮遊物などに対してアレルギー反応を起こし気道が狭くなるなどいわゆる常に鼻づまり状態にあるのも原因の一つでしょう。就寝中、鼻で息が出来ないので口呼吸をしていて咳き込む、朝起きたら喉がガラガラなんて事、よく患者さんから相談されます。そこでおススメが『鼻うがい』です。昔の人はぬるま湯に塩を入れて鼻うがいをしていたそうですが、今は便利な製品がたくさんあります。体液に近い成分でできているのでツンとした痛みもありません。その液体を鼻から入れ口から出すという簡単な操作で鼻の奥に張り付いた花粉や細菌を洗い流すんです。実際に鼻うがいで初期段階の副鼻腔炎が治ったなんて方もいるんですよ～つらい花粉症のこの時期、抗アレルギー剤を服用するのも正解ですが同時に原因となる物質を洗い流すという少々原始的な方法に戻るのもいいのではないでしょうか～